10月21日に2年生の5名が、卒業研究として出雲市内のIT企業のオープンビジネス協議会「チーム出雲」さんと共同で開発中の「Rubyによる図書管理システム」の進捗状況の打ち合わせを行いました。
 この図書システムはRubyにより作られたオープンソース「Next-L Enju Leaf」という名前のシステムで、今回、帳票出力や棚卸しの機能など、標準の仕様では搭載されていない機能を追加して、出雲コアカレッジ用にカスタマイズして完成させます。完成したシステムは来年度から実際に学校の図書の管理に使用することになっています。
 チーム出雲さんには、機能設計をしてもらい、その仕様に基づき、学生がRuby言語を使ってプログラムを開発しています。週2回の卒業研究の授業時間内で、お忙しい中、チーム出雲さんにも学校へ足を運んでもらい、技術的な指導を受けながら頑張っています。
 このように、既存のプログラムを解析して、改造していくという作業は、学生にとっては初めての作業で、試行錯誤の連続ですが、実際に使ってもらえるシステムを企業の方と共同で開発するということは非常に貴重な体験であり、ぜひ今後の糧にしてもらいたいと思います。
 なお、完成したシステムは1月26日の卒業研究発表会で発表いたします。

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